障害者支援金という、本来、障害者の給与として支払われるべき大切な資金を、足元を見る形で3人の政治家が「たかった」とされる事件が、何と障害者支援事業を運営するNPO法人の脱税疑惑という形で浮上しました。この脱税疑惑事件、大阪国税局から5億円もの脱税を指摘されたNPO法人理事長が、「実は、政治家に渡した」と告白する形で表沙汰になったことを週刊新潮が報じました。5億円の障害者支援金がいったいどういった経緯で3人の政治家に渡っていったのか?そして5億円の障害者資金にたかった3人の政治家【画像】の名前とは?
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5億円の障害者支援金に3人の政治家【画像】がたかった裏事情とは?
障害者支援を目的とするNPO法人である「西宮障害者雇用支援センター協会」は、本来、同NPO法人に就労している障害者に支払われるべき人件費のうち約5億円を寺下篤史理事長(35歳)の父親が私的に流用したとして、この5億円に対する所得税の源泉徴収漏れ、重加算税を含め2億8000万円を追徴課税されるという、これだけでも障害者を食い物にする悪質な脱税疑惑。
ところが、理事長曰く、事実は全く違う、「たかってくる連中に渡さざるを得なかった」「うちは西宮市などから河川敷や公演の清掃を随意契約で請負、それを障害者に仕事をしてもらっているが、2007年にその予算が大幅に削減され、苦境に立たされた」。
丁度そんな時、「福祉にに興味がある」と言って近寄ってきた3人の政治家【画像】が1人、また1人と現れたと言うのです。
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1人目の政治家=坂上明(さかうえ・あきら)西宮市議会議員【画像】
出典:西宮市議会ホームページ
先ず「福祉に興味がある」という形で知り合ったのが坂上明(さかうえ・あきら、55歳)西宮市議会議員。
ところが坂上明・西宮市議、「愛人の生活費の面倒を見なければいけないから助けてほしい」と金銭を要求。理事長の父親は「味方につけるため」ということで毎月「40万円」を手渡した、と言います。
そればかりか「高級クラブの飲み代を月に200万円」「愛人の不妊治療費60万円」を要求され、「もうこれ以上は無理」と断ると、「敵に回す気か」と坂上明・西宮市議に脅されたとされます。
結局、この関係は5年あまりも続き、税理士の調べでは、何と総額1億6000万円以上の資金をつぎ込まされた、とされます。愛人の生活費等、要求してきた目的も去ることながら金額的にも本当に信じられない額です。
2人目の政治家=今西永児・元兵庫県議【画像】
そして、坂上明・西宮市議への資金提供を嗅ぎつけて現れたのが元・兵庫県議会議員の今西永児氏(71歳)。
今西永児・元兵庫県議は「今西明・西宮市議への資金提供が公になったら大変なことになる」と詰め寄ってきたといい、口封じ目的の資金として「毎月30万円」を渡し、しかも「飲食代まで肩代わりするしかなかった」とされます。
ついには「国政選挙に出るから」と「3000万円」を要求。拒否すると「じゃ、いつものカネをもらって帰るわ」と「30万円」を持って帰ったと言い、総額5500万円もの資金を吸い上げたとされます。
3人目の政治家=川田裕介・元鳩山邦夫事務所参与【画像】
森友学園 安倍事務所出入りの男性が“口利き”を実名告白https://t.co/mBjpFdvuCf
川田祐介 鳩山邦夫事務所参与のご尊顔と経歴一部https://t.co/reEpXeV5G9 pic.twitter.com/LatlsJYhER
— 木村充裕 (@minikurowa) 2017年3月1日
森友学園 安倍事務所出入りの男性が“口利き”を実名告白https://t.co/mBjpFdvuCf
川田祐介 鳩山邦夫事務所参与のご尊顔と経歴一部https://t.co/reEpXeV5G9 pic.twitter.com/LatlsJYhER
— 木村充裕 (@minikurowa) 2017年3月1日
そして、最後に名前が上がっているのは「森友学園問題」でも「口利きした」と証言している元鳩山邦夫・事務所参与・川田裕介氏(41歳)。
坂上明・西宮市議の兄の紹介で知り合ったとされる川田祐介氏、「もっとメディアを使ったほうがいい。本来なら数千万円かかるが、自分には人脈があるので安く出来る」といい、「障害者支援事を見直してもらうキッカケに」と理事長の父は資金を提供。
更に、川田裕介氏の後ろ盾となっている鳩山邦夫氏の視察を餌に「安倍総理や麻生副総理等、別の政治家も紹介出来る」として、数百万円単位の資金を度々要求。
結局、川田裕介氏への資金提供は、総額1億円以上にものぼったとされますが、「無駄金だった」と理事長は告白しています。
3人の政治家【画像】の資金提供疑惑の他にも広がりの可能性が
このNPO法人の理事長の告白に対し、坂上明・西宮市議、及び、今西永児・元兵庫県議は「一切ない」と完全否定、元鳩山邦夫事務所参与・川田裕介氏は「もらったのは300万円だけ」と主張している、とされます。
しかし、このNPO法人「西宮障害者雇用支援センター協会」の資金提供はこの3人だけではないのでは?との疑惑が持ち上がっています。橋本徹前大阪市長や園田博之衆議院議員など大勢の政治家のパーティー券を相当額引き受けていたというのです。
NPO法人「西宮障害者雇用支援センター協会」は既に5億円の使途について、資料を西宮税務署に提出、再調査が決定していると言いますから、「タカリ」の実態が明らかになることが期待されます。
5億円の障害者支援金にたかった3人の政治家【画像】の名前は?のまとめ
障害者支援金という、本来、障害者の給与として支払われるべき大切な資金を、足元を見る形で「たかった」とされる事件が、障害者支援事業を運営するNPO法人の脱税疑惑という形で浮上、そして大阪国税局から5億円もの脱税を指摘されたこのNPO法人・理事長が、「実は、政治家に渡した」と告白、週刊新潮が、坂上明(さかうえ・あきら)西宮市議会議員、今西永児・元兵庫県議、そして、川田裕介・元鳩山邦夫事務所参与の3人の名前を挙げ、NPO法人「西宮障害者雇用支援センター協会」寺下篤史・理事長が具体的金額や資金提供に至った経緯について告白しています。
これに対し、坂上明(さかうえ・あきら)西宮市議会議員、今西永児・元兵庫県議の2人は完全否定、川田裕介・元鳩山邦夫事務所・参与は「もらったのは300万円だけ」と主張していますが、実はこのNPO法人、橋下徹・前大阪市長や園田博之衆議院議員を始めとする多くの政治家のパーティー券を引き受けていたとされ、更なる疑惑の広がりを見せる可能性があります。
何れにしろ、このNPO法人「西宮障害者雇用支援センター」には70人の障害者が事業所登録されていたとされます。そして、障害者に支払われる月額給与は、全国平均「1万3000円」程度であると予想され、総額でも月額90万円足らずしか実際に障害者には支給されていないのが現実だと予想されます。(行政側は年間億単位の業務委託料を支払っています)
にも関わらず、億単位の資金が「福祉に関心がある」という政治家に流れたとされ、その大切な資金が全て無駄金となっていたとされる現実。障害者就労支援という、障害者にとって切実な問題を食い物にしているNPO法人や政治家、弱者を食い物ぬする実態、是非解明していただきたいものです。
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