兵庫県尼崎市で昨年2015年3月、無免許でバイクを運転、並走していた高校1年の山内美輝(よしき)さん=当時(16)=の自転車を足で押し、踏切内で電車と衝突死させ、傷害致死などの罪に問われた無職少年(17)の裁判員裁判の判決公判が12月8日、神戸地裁で開かれ、懲役4年以上6年以下(求刑懲役5年以上8年以下)の不定期刑を言い渡しました。
判決後、父親の常也さん(55)は「刑が軽すぎると思う」と怒りのコメントをされています。
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踏切の手前200メートルから時速約50キロのバイクで自転車を後ろから右足で押していた:
高1踏切死亡、並走バイクの少年が自転車押す
https://t.co/VnaJmElrif
頭おかしい pic.twitter.com/oXuWbLlszR— なまじゅん (@namajun) 2015年12月3日
事件は2015年3月28日、兵庫県尼崎市のJR福知山線猪名寺-塚口間の踏切で、当時高校1年だった山内美輝(よしき)さん=当時(16)=が自転車に乗っていて電車にはねられ全身を強く打ち即死した事故。
山内さんと加害者の少年は中学時代の同級生、3月28日午後5時頃、他の同級生3人と近くの公園に向かっており、3人はバイク2台と自転車1台で、山内さんらの後ろを走っていたという。
加害者である少年は踏切の約200メートル手前から時速約50キロでバイクを走らせ、山内さんの自転車を後ろから右足で押していたが、踏切は既に遮断機が降りており、加害者である少年は手前で足を離したが、勢いがついた自転車は止まらず、遮断機を乗り越えて電車に衝突。
これに対し、加害者である少年は「自転車を押したことに間違いないが、(踏切の手前で)止まれると思っていた」と、当初、容疑を一部否認していました。
更に、一緒にいた友人や目撃者は、当初、”死亡した山内美輝(よしき)さんは自転車に乗って遮断機をくぐり抜けて渡ろうとしたものの渡りきれず 列車にはねられた”と証言していました。
警察によれば、少年は普段から他の友人らとバイクで自転車を押す行為を繰り返しており、死亡した高校生に対しては初めてだったということです。
事件が動き出したのは事件から8ヶ月以上もたった2015年12月3日、警察が付近の防犯カメラの映像などを調べた結果、無免許でバイクを運転していた友人の少年が、踏切の直前まで男子生徒の自転車を後ろから足で押していたことが証明され、バイクに乗っていた無職の少年(16)を逮捕しました。
2015年の3月の事故であったにもかかわらず2015年12月になって逮捕ということで、無免許のバイク少年は自分が押したせいっていうのを隠して可能性が高く、過失致死とはいうものの、ある意味殺人事件とも言えなくもありません。
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判決は”懲役4~6年不定期刑”・・・両親は無念を隠せず:
このある意味”殺人事件”に対し、神戸地裁・佐茂剛裁判長が下した判決は「被告は自身の行為の危険性を認識しており、責任が軽いとはいえない」として、懲役4年以上6年以下(求刑懲役5年以上8年以下)の不定期刑というもの。
加害者少年が逮捕された2015年12月、亡くなった山内美輝さんの母親は”の者少年はこの8カ月間、一度も息子の位牌に手を合わせにくることはありませんでした。少年から謝罪の言葉も聞けませんでした。これまで通り、普通に友達たちと遊んでいるという話だけが私の耳に入ってきました”とコメント。
更に、”今回の警察のお話やニュースなどをみていて、息子は猛スピードで後ろからバイクで押され、「やめて、やめて、やめて」と叫んでいたことが分かりました”と無念を語っています。
父の常也さんも、判決後、「刑が軽すぎると思う」と批判しました。
加害者が少年であること、裁判員裁判であることを考慮しても、やはり「刑が軽すぎる」とする父・常也さんの言葉に無念の思いに子を持つ親のみとして同情を禁じ得ない思いです。
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